
養老孟司さんの愛猫まるはなぜ人気があったのでしょうか。
この記事では、なぜまるは人気があったのか、またまるの人気度、出版やテレビ出演、養老孟司さんとの関係についてお伝えしています。
なぜ人気があったのかが見えてきます。

なぜまるは人気があったのか
まるのがんばらない姿にみんなが共感したからです。
脱力感満載のどすこい座り、やることは寝ることだけ、自分が気に入らなければ何もしない。
そんなある意味、怠惰で自分勝手な生き方に共感する人が多かったからこその人気でした。
そしてそんな生き方にもっとも共感し、それを言葉で伝えたのが養老先生でした。
確かに怠惰で自分勝手な猫はいっぱいいます。むしろ猫はもともとそういうものです。
ではなぜまるがこんなに人気を得たのか。
それはテレビやDVD 、写真集やブログでそういう共感できる生き方の象徴としてまるがいたからです。
養老先生は、そんなに一生懸命働いてなんになるんだと社会に対して言います。
私たちの社会自体が一度立ち止まって、まる的生き方になにかを学ぶべき時がきています。
まるの人気度
まるはとても人気がありました。
そんなまるの人気を象徴するようにその死後も、ツイッターなどでその死を惜しみ、回想する声が絶えません。
出版やテレビ出演など
まるはテレビ、ブログ、DVD、書籍、写真集 と様々な媒体でどこでも人気者になっています。
以下に主なまるの登場作品をご紹介します。
写真集
「うちのまる ~養老孟司先生と猫の営業部長」2008 ソニー・マガジンズ
「そこのまる 養老孟司先生と猫の営業部長」2010年 武田ランダムハウスジャパン
「まる文庫」2013 講談社
エッセイ
「猫も老人も、役立たずでけっこう: NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」 2018 河出書房新社
テレビ
NHK 「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も 」
NHK BSプレミアム「まいにち 養老先生、ときどき まる」
DVD
『どスコい座り猫、まる。~養老孟司先生と猫の営業部長』 2011年 日本コロムビア
ブログ
「そこまるブログ 養老孟司先生と猫の営業部長」 アメブロ
養老孟司さんとまるの関係
養老先生にとってまるは生き方の先生でした。
養老先生にとってまるは何かと問われて、養老先生は物差しと答えています。
こう生きろよと養老先生に教えているのがまるなのです。
なんだかあべこべな感じですが、要は養老先生がまるをどう自分にとって意味付けたのかということです。
ただの猫ともペットとも意味づけられるところを、養老先生は自分にとってそうまるを意味付けたのです。
ただまるにとっては養老先生はただのエサをくれる人としか思っていなかったでしょうが。
このことは養老先生自身がそうおっしゃっています。
でもそれでもいいんです。いやそうあってほしいと先生は願っていたのでしょう。
それが先生にとっての生きるということだったのです。
養老孟司さんの愛猫まるはなぜ人気があったのか 真相を考えてみた|まとめ
なぜまるは人気があったのか、またまるの人気度、出版やテレビ出演、養老孟司さんとの関係についてお伝えしました。
なぜ人気があったのかが見えてきましたよね。
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